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あけましておめでとうございます

 投稿者:みわっち  投稿日:2007年 1月 2日(火)23時26分24秒
  明けましておめでとうございます。

2002年6月に始めた旅も既に4年半が経ってしまいました。
まだやってるのか?!まだやるつもりなのか?!
と言われそうですが、まだやってるし、まだやります。
・・・と去年も書いたような気がしますが、今年もまだやってます。

チベット高原を横断すること3回、現在はインドの聖地の一つバラナシにいます。
ここで年を越すのもこの旅の中で3回目を数えることとなりました。
しかし私の旅も残すところあとわずか。
この後北インドのダラムサラへ行って、
ダライラマに会ってこの旅を締めくくろうと思っています。
日本帰国は3月頃になるでしょうか。

それでは2007年が皆様にとってよい年であることを祈ってます。
本年もよろしくお願いいたします。
 


西南西に進路を取れ!

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年12月14日(木)18時45分6秒
  今年の夏ごろから、どうやってこの旅を締めくくろうか考えるようになった。3度目のラサへ向かうことは決めていたので、東からのラサ入り(川蔵北路・南路)と西から(新蔵公路)、そしてネパールへ抜ける道(中尼公路)をすべて通ったことになり(北からの青蔵公路は全線舗装なので除外)、チベットの旅もこれで一区切りかな、あとは新しく出来た鉄道にでも乗って上海から日本に帰ろうかな、と考えていた。
しかし4年以上に及ぶ旅の最後が鉄道ではなんとも締まりがないなあ、と思っていたところへ、天の声が下った。(8つ前の「4年振りのチベットの恩返し」をご覧下さい)
そうだ!ダラムサラへ行ってダライラマに会おう!これだけチベットに惚れ込んだんだから最後の締めくくりとしてこれ以上の場所はない!!

・・・という訳で3たびインドへ向かうことに決めたとさ。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

ラサ観光都市化計画

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年12月 3日(日)00時55分15秒
  今年のラサは鉄道開通、内外の観光客ワンサカいらっしゃいませ、に向けて都市改造したところが随所に見られる。

特にポタラ宮周辺は激変。まず正面の広場に「平和的開放記念塔」なる巨大な塔が建てられた。チベットが『平和』的開放なら、南京にも虐殺博物館なんかじゃなくて「日本軍入城熱烈歓迎記念塔」でも建ててもらいたいものである。

その広場は夜になるとライトアップされるのだが、池や橋につけられた紫やピンクのライトがチカチカ(ゲスに)輝いてまあきれい!極めつけは池の周りにグルリと「卍」のマークのライト。「中国では信仰の自由が守られています」アピールのつもり??
ちなみに五体投地していい場所というのが決まっていて、それ以外の場所ですると逮捕されてしまうとかしないとか。(未確認情報)

ポタラ宮の周りにも巡礼路があって、以前は一休みのためのチベタン茶舘や露店がズラリと並んで賑やかだったのだが、今は全て撤去されてしまって植木遊歩道になっていた。してそこかしこにスピーカーがあってチベット語で歌われている中国の流行歌が(ゲスに)ガーガーピーピー流されていてまあいい雰囲気!「中国では言語の自由が守られています」アピールのつもり??

もしダライラマ法王が50数年ぶりにラサ帰還!成ったとしても、この変貌振りを見たら「インドの方がマシじゃ」と帰っちゃうかもしれない。
 
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昨日の敵は…

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年11月16日(木)15時45分26秒
  とあるチベットの小さな町で子供らと遊んでいた。一緒に家へ戻るとその子供らが母親に「日本人って悪い奴だと思っていたけど、この人はいい人みたいだよ」と話している。いい人、と言われたことは嬉しいけれど、やはりフクザツな気分。

しかしこの子がこういう感想を持つのも致し方ない。テレビをつければ24時間必ずどこかのチャンネルで反日番組やっているし、学校では低学年の教科書に「日本鬼子(日本人に対する蔑称)」の文字が堂々と出ている。こういった徹底的な対日感情悪化洗脳政策にあっては、純粋な子供らが何の疑いもなくそう信じてしまって当然だろう。

しかしここはチベット。
君らの本当の敵はもっと最近の、もっと身近にいるんだよ、ということを誰かが語り伝えねば、やがてその歴史は風化し忘れ去られ、別の歴史にすりかえられてしまう…。
チベットの将来を担う子供たちが今こんな状態にあるとダライラマ先生が知ったらさぞ嘆き悲しむことだろう。
 

ダイエット中

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年11月16日(木)15時38分29秒
  風邪気味だったその日は朝からあまり食欲がなかった。
あるキツイ峠を越えようとしていた時、未だかつて経験したこともないような強烈なハンガーノックに見舞われた。自転車から下りて押すどころか立っていることさえできず、そのままその場に倒れこんでしまった。しばらく休めば復活するかも、と2時間くらい道端で寝転んでいたが、まったくその兆しなし。

その時フト思い出した。以前にバスに乗った日本人のツアーグループに会い「これでも食べて」と日本の飴をいくらかもらっていたのだった。
そうだ、それを食べて気合を入れなおして頑張ろう!
はいつくばりながらバッグからその飴を取り出したところでガクゼン。その袋に記されていた文字は…
「シュガーレス」「カロリーゼロ」

ちなみに7月に再始動して10月にラサにたどり着く間に失った体重は13.7kg。
 

御用だ!!

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年11月 5日(日)15時33分26秒
  今回でチベット滞在都合9ヶ月。ずっと許可証なしの非合法旅行をしてきたのだが(自ら出頭したアリは除く)、ついに今回公安に捕まってしまった。場所は東チベット非開放の町、昌都。

鉄道開通したせいか、間もなくチベット入域許可が必要なくなる、という噂が外国人旅行者間を駆け巡った。実際雲南省方面からのラサ行きローカルバスは中国人料金で外国人も乗れるようになり、道中数ヶ所あるチェックポストはゲート開きっ放しで見張りは居らず、こりゃいよいよ本当か?!とまったく何の警戒もなくその町の宿に泊まっていたのだ。
して滞在4日目の深夜2時…。
突然ドアを激しくノックする音で飛び起きた。強制的に鍵を開けられ中に入ってきたのはMP含む公安5人。「身分証を見せろ!」どうやら違法外国人旅行者狩りではなく、安宿に潜む不穏分子チェックのようで「なんだ、外人か」とさっさと帰ってしまった。そこで機転の利く者ならその後に起こりうる事態に備え素早く手を打つところだろうが、何しろ真夜中で公安に対してもナメ切って考えていたので、のん気に二度寝に入ってしまった自分が今となっては恨めしい。
して数時間後の朝8時、またしても激しいノックの音。入ってきたのは紛れもなく中華人民共和国公安部外事課の男。「この町は非開放だ。パスポートをよこせ。そして今すぐ署へ同行してもらう。」万時休す。パトカーに乗せられ、向かった署内でアーだコーだ説教され、有無を言わさず罰金400元(6000円)の刑。これだけで済めばまだよかった。何しろ法律を犯しているのは明らかなのだから。しかし外国人、特にサイクリストや徒歩旅行者が最も恐れているのは「追放」。ここまで何日もかけて必死に頑張ってきたのを全て無にしてしまう恐怖の宣告。まさにそれを受けてしまった。
「即刻バスターミナルへ行き、即刻チケットを買い、即刻雲南行きのバスに乗り、即刻チベットから出て行け。」
親切な公安さんはパトカーに乗って一緒にバス停まで行ってくれ、国家権力を利用し窓口前の行列に横入りし、240元(3600円)のチケットを買わされた。合計一万円の大出費、それ以上に「追放」という処分の重さのショックに倒れそうになっていた。

しかししかし。
やはり毎日あのまずいツァンパを食べ続けるような信心深さが天を我に味方させた。その日のバスはすでに満席で明日のしかない、と言われたのだ。悔しそうな公安は窓口の女に「もしこいつが払い戻しに来ても取り合わないように」と言い残し去っていった。去ってゆく公安の背中は心なしか寂しそうだった…なんて気にするはずもなく、すぐさまダッシュで宿へ戻り荷物をまとめてチェックアウト。そして一路西へ、逃げろや逃げろ。しばらくは後方からの車が逃走した私を追ってきた公安ではないかとビクビクしていたが、十数kmも離れればもはや堕落した公安が追ってくるはずもない安全地帯。
いやはや、とんだ捕り物劇かな。
 
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グレートジャーニー

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年11月 5日(日)15時21分58秒
  地方のチベタンは農閑期に入るとラサへの巡礼の旅に出る。ある者は家族と、ある者は友人と、またある者は村総出で。行き方も、飛行機で、ランクルで、バスで、トラックの荷台に乗って、トラクターで、歩いて、など様々。中でも、最もチベットらしく、最も皆から尊敬されるのが、五体投地で尺取虫のように少しずつ進んでゆく巡礼だ。

彼らの方法は、五体投地部隊と荷運び部隊に分かれ(役は日替わり)、荷運び部隊は大八車、トラクターなどに生活用品全てを積み込み先行し、水のあるところでテントを立て、牛の乾燥ウンコ(焚き火の燃料となる)を集め火をおこし、茶を沸かし食事を作って後続の巡礼部隊を待つ。そう分業しても五体投地前進は絶望的に遅いので一日に移動できるのはせいぜい10km。ほとんどのグループは、ラサまで半年近くかかると言っていて、その長さに唖然とさせられたものだが、さらにその上をゆく物がいた。

それは「一人」五体投地巡礼。

17歳の少年僧が行っていたそれは一人なので全ての作業を自分で行わねばならない。まず荷の積まれた大八車を100m引っ張る。そこに車を置いてさっきの所まで戻って五体投地を開始し100m前進。また大八車を100m引っ張って…をひたすら繰り返す。もちろん水汲み・テント立て・食事作りも自分でやらねばならない。食料がなくなれば托鉢も行わなければならない。そのため団体巡礼者に比べ一日に移動に費やせる時間もはるかに少なくて、丸一日使って移動できる距離は平均で4km、上り坂だと3kmくらいしか進めない…。赤ちゃんのハイハイより遅いのでは??
出発してからすでに一年少し経った、と言っていたが、彼の田舎からラサまでは約2500km。平均4km/日で二年弱かかる訳だ…。

エベレストに登ることが冒険でもなんでもなくなった現在、身の回りの者以外特に認められることもなく、世に知られることもなく、チベットの山奥でひっそりとこんなハードな冒険をしている者がいたとは!!彼から「自転車だと一日どのくらい進めるの?」と聞かれ答えるのが恥ずかしかった。

「地球一周一人五体投地!」
これを成し遂げれば冒険史に残る大偉業になること間違いなし!!しかし一日4km進むとしても地球一周4万kmにかかるのは約30年…。やっぱり無理か。
 

魔法の食べ物

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年11月 5日(日)15時19分28秒
  食べても食べても減らない不思議な食べ物ってなーんだ?
3.2.1.ブー。
答えは「ツァンパ」。

今回バアちゃんの家に居候したのは2週間。何でそんなに長くいたのかというと、ちょうどその時ツァンパの原料となる大麦の収穫の時期でそれを手伝っていたから。
出発の時には餞別としてサイドバッグ一つが丸々いっぱいになるほどの大量のツァンパ(推定5kg)、バター、チーズ、ヨーグルトを頂いてしまった。あまりの多さに困惑したが、せっかくの頂き物を粗末にすることなどできるはずもなく、その後は朝昼晩、約1ヶ月間ひたすらツァンパを食べてひたすら荷物減量に努める。道中道端で休んでいる巡礼者などに呼ばれ「ツァンパ食うか?」と言われた時も「自分のがあるから」と自分のを出してお茶だけ頂く。そうしてあれだけあったツァンパも徐々に減っていった。
が、泊めてもらったり、一緒に野営したりしたお礼にラマの写真を渡すと、さらにそのお返しに「せめてツァンパでも持っていってくれ」とまたドサッと増えてしまうこと3回。結局ラサに到着した今でもサイドバッグ一つは丸々ツァンパの入ったまま…。ラサに居てまでも朝食はツァンパ食ってます。
こりゃあと数ヶ月はもちそうだ…。

とあるチベタン曰く「大麦は種さえまいておけば勝手に成長するのでタダみたいなもんだ」(もちろん畑の準備・収穫などは大変な作業だけど)
 

だんなさんへ

 投稿者:みわっち  投稿日:2006年11月 5日(日)14時12分49秒
  だんなさん、タシデレ!

ラサへの直行列車は、北京・上海・広州などの東海岸の大都市からなら約60時間、四川省の成都からだと50時間、青海省の西寧からなら30時間くらいです。中国は広いですからね、時間がかかるのは仕方がないでしょう。

鉄道でラサ入りした外国人ツーリストもたくさんいていろいろ話を聞きましたが、皆一様に「よかった」と言ってますよ。でもチベットに外国人が行くには「チベット入域許可証」というのが必要で、鉄道のチケットを買うときに外国人とばれると乗車賃以外に追加料金を払わなければなりません。でもこれも人によってまちまちで、ある人は外国人とバレバレでもタダで来てしまっているし、ある人は400元(6000円)払い、またある人は1400元(21000円!)払っています。要は乗車した駅とその時の係員の気分次第のようです。末端まで規則が浸透しない、いかにも中国らしいルールです。

でも列車は中国にはありえないような綺麗さで、高山病対策として飛行機のような車内の気圧を調整する装置がついているそうです。しかしある人が乗っていたときには、窓が開けっ放しになっていたそうな…。
 

こんにちは!

 投稿者:あんだんて  投稿日:2006年11月 4日(土)11時57分58秒
  みわっちさん、お元気そうでなによりです。
青蔵鉄道、乗ってみたいですね。でもテロが先か、事故が先かといった状況でしょうか。日本から行くとしたらどのルートで何日くらいかかるのでしょうか?
 
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