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日本人の利点

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 8月22日(月)15時04分10秒
  日本人が中国人やその他多くの国の人に比べて、得だなー、と思う点は
例えば、ちょっとアルバイトするだけで(他国に比べて)莫大な金が手に入る、
世界中ほとんどの国のビザが簡単に取れる、などが挙げられる。
しかし今日本語を教えていて切に思うのは、
この日本語という恐ろしく難解な言語を、
誰もが全く苦労することなく自然と身につけてしまえる、
ということこそ最たる利点ではないだろうか。

過去形について教えていたときのこと。
江田島:私が江田島平八であある!!
   過去形は語尾を「た」にすればよいのであある!!
   応用例!あなたは昨日何を食べたか?
塾生:私は昨日魚を食べました。
江田島:それは美味しかったか?
塾生:はい、それは美味しいでした。
江田島:いや、その場合は「美味しかったです」というべきであある!
塾生:でも塾長、過去形は語尾を「た」にするのでは?
江田島:こ、これは形容詞の過去形に丁寧語の「です」を
   つけたものだからこれでいいの。
塾生:じゃあ、形容動詞の場合は?
   形容詞と形容動詞の違いって何?
   動詞とは述語のことじゃないの?
   動詞とかは述語になるけど名詞とくっつくと主語になるのはなぜ?
   動詞の活用形の見分けかたは?
   文節と単語って何が違うの?
   そもそも動詞とかはなんで活用しなければいけないの??
江田島:ううんと、えっと、それは、実に、かくかくしかじか、
   つまり、何といいますか・・・・・・
   はいっ、今日の授業はここまで!
   あとは各自教科書を読んでおくように!
 


クレヨンしんちゃん

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 8月22日(月)14時51分3秒
  クレヨンしんちゃんは中国でも「蝋筆小新」という名でテレビや漫画で人気者。
我が「男塾」の塾生も大ファン。
そのためベトナムに来た家族に、彼女らへのお土産として
日本製の「クレヨンしんちゃん」を頼んでおいた。
そのベトナムから中国への帰路にて。

国境を越えてしばらくで、バスは検問のため停車。
車内に能面ヅラの公安が5人ばかり入ってきて
「今から全員の荷物検査をする」
私の番になり、ザックの中に詰められた小袋一つ一つの中身を説明してゆき、
ある袋に手がかかったとき私は叫んだ。
「それは気をつけて!!」
危険物かと一瞬身を固くした公安が開けた袋に入っていたものは、
そう、「クレヨンしんちゃん」。

中国語で「気をつけて」は「小心」。
そして「しんちゃん」も「小新」で、発音は完璧に同じ。
このしょーもないダジャレに能面公安も苦笑してしまい
場は一転和んだものに。
あとで一緒にバスに乗っていたフランス人からも
「あの中国公安を笑わせるとは!ブラボー!ブラボー!」と大絶賛。
鼻が1cmほど高くなりました。
 

ちょっと見直した

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 8月22日(月)14時41分35秒
  私の家族が夏休みでベトナムのハノイに来ることになったので
合流するべく行ってみた。
6名のうち3名が60歳以上、平均年齢46歳の高齢グループなので
観光は現地でガイド付きお任せツアーを申し込んだ。
こういうのは白人さんたちが喜びそうなメニュー設定になっていて
同行グループも白人ばかり。
鼻っから「ケッ」と思っていたのだが、
参加してみると意外と面白がっている自分に気づいた。
ボートクルーズではデッキでサマーベッドに寝転んで赤人になってみたり、
入り江で泳いだり、カヤックしたり。
食事も西洋人好みに味付けされている(と思われる)料理に舌鼓を打ってみたり。
普段、外人向けレストランでMTVを見ながらビール飲んで
ピザ食っている白人ツーリストを見て
「せっかく外国まで来ているのに自国と同じような暮らしして何が面白いのだろう?」
と疑問に思っていたのだが、彼らは彼らなりに充分楽しむ方法を持っていたんだね。

でもやっぱり自分は地元のおっちゃんとダベっている方が好きだが。
 
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三流

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 7月21日(木)16時54分55秒
  「落ちこぼれてエベレスト」野口健著
(清掃登山の人、違いのわかる男)
の中で、日本登山隊が残したごみの山を見た西洋人クライマーに
「日本は経済は一流だが、マナーは三流だ」と言われ、野口が悔しがる
というくだりがある。
ならばかくいう西洋人のマナーは一流なのだろうか?

安宿にはたいていドミトリー(大部屋・相部屋)がある。
そこでの西洋人の振る舞いは実に酷いものだ。
共用のテーブルの上に私物を並べ立て、
菓子の袋などのごみは散らかしっぱなし、
酒ビンは転がしっぱなし、
洗濯物は椅子に掛けっぱなしで、
知らん顔して出ていってしまう。
少数見ただけで判断しちゃいけないよ、とは言わせない。
私は既に3年以上旅をしてきて、数多くのドミに泊まり、
無数の西洋人に会ってきた。
で、やっぱり彼らの大多数が事実そうなのだ。
この散らかしぶりは彼らの習性に間違いない。
日本人はその点きっちりしているように思う。
(ただし私もそうだが、西洋人に紛れると萎縮して大胆に行動できない、
というのも理由かな?)
日本人のマナーが三流というなら、西洋人のマナーは五流以下だ。
人に文句をいうだけなら簡単なことだからね。

以下余談であって本項の主旨とはやや異なるが、
面白い話なので付け加えておく。

ある日本の漁港にイルカが迷い込んだ。
イルカは可愛い顔して自分の体重の2倍もの魚を一日に食べてしまうので
困った漁民はイルカを殺した。
すると来日コンサートを控えていたオリビア・ニュートンジョンが
「イルカを殺すような野蛮な国では歌は唄いません!!」
という記者会見を行ったが、その時オリビアは毛皮のコートを着ていた・・・。

人に文句をいうだけなら簡単なことだからね。
 
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男の夢

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 7月21日(木)16時39分43秒
  数日前まで私は肩書き無き一介の風来坊でしたが、
現在は何と「日本語教師」です。

3年前今いる町を訪れた時に知り合った少女たちは、今や華の女子高生。
その彼女らが日本語を教えてほしい、と言ってきたので
日本語塾を開設したわけです。
一日2時間ずつ、日−土まで毎日。
授業料はもちろんタダで、教科書を買ってあげたり、
授業後みんなで食事したりするので、
台所は真っ赤っ赤に燃え上がっていますが
時々塾生の家で夕食をごちそうになったりするので大丈夫です。

現在生徒は4名。
宿の部屋に招いて細々とやっています。
が、将来的には日本語検定一級合格率99%(バカは受験させない)、
中国各都市に支部を置く巨大学校法人にしようと考えています。

ちなみに塾名はズバリ「魁!男塾」。
塾生には私のことを「江田島平八(ジャンティエンタオ・ピンバー)老師」
と呼ばせています。
 
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三年大昔

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 7月13日(水)22時46分39秒
  今私は3年前にこの旅を始めた時と全く同じルートを走っている。
当時お世話になった人々にもう一度会うためだ。
会った瞬間に思い出してくれる人、
説明して思い出してくれる人、
当時の写真を見せてやっと思い出してくれる人、
いろいろいるけど、皆一様に喜んでくれ、歓待してくれる。
その笑顔を見るだけでも、厚い中ヒーコラ自転車漕いでやって来た苦労が報われる。

ただ今中国は大発展期にある。
3年前とは町の様子が跡形もないほどに変わってしまっていたり、
新しい町が丸々一つ出来ていたりする。
古い建物は容赦なく壊され、ボロ宿が豪華ホテルに生まれ変わっていたりする。
そのためせっかく訪ねて行っても、たった3年間なのに
当時を知る人が全くいなくて虚しく引き上げることもあった。

今の中国にとっては3年は一昔どころか大昔なのだ。
 

水は流れてどこどこゆくの?

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 7月13日(水)22時40分45秒
  6月、中国南部に大豪雨。
テレビでは最も被害の大きかった梧州という街を中心に
「200万人が家を失う100年に一度の大洪水」
と、気象庁の偉そうなオッサンが言っていた。
のち、その梧州を通ったが、
街は2階まで水浸しで1階の店舗はほぼ壊滅していた。

この街は3年前にも訪れているのだが、
実はその時にもこの街は大洪水で沈んでいて、
私も実際その被害に遭っている。
私の記憶が正しければ、その時にもテレビでは
「100年に一度の大洪水だ」と気象庁の偉そうなオッサンが言っていた。
この偉そうなオッサンの言うことが本当に正しければ
この先200年はこんな大洪水は起こらないことになるね。
梧州、今が行き時だよ!
いらはい!いらはい!!

余談になるが、「200万人が家を失った」と報道されたわずか2日後。
テレビでは被災者にせっせと救援物資を手渡す人民解放軍の姿。
党の幹部らしき偉そうなオッサンが
「被災者の全ての生活は無事保障できた。問題は解決した!」
と誇らしげに語る姿。
被災者のジイさんが「本当に助かりました。ありがとうございます。」
と明らかに書かれた紙を棒読みする姿、
が映っていた。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

国家機密

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 7月13日(水)22時30分13秒
  広州のユースホステルは、その昔、列強が中国に進出した際の玄関島
(長崎の出島みたいな)にある。
そのため各国領事館が今もそこにあるような所だ。

そこを同宿のナイジェリア人と歩いていた時のこと。
一人の中国人女性がトコトコと寄って来てそのナイジェリア人に手紙を渡した。
おいおいこんな所でラブレターの手渡しかい?!
しかし部屋に戻って中身を読んでみてビックリの内容。
その文面は中国語で書かれていたのだが…

「私は広州○○大学核研究所の教授です。
ここは保管状態が極めていい加減で、度々危険物が盗難に遭います。
犯人はおそらくこの大学の卒業生です。
警察に訴えても動いてくれず、
逆に察知されて犯人に食事に毒を盛られそうになりました。
犯人は○○食品(中国で有名な大食品会社)にその毒をばら撒く危険性があります。
親愛なる正義感あふれるアメリカ大使館に訴えます。…」

つまりこの手紙の主は、我々が偶然アメリカ領事館前をフラフラ歩いていたので
ナイジェリア人をアメリカ人の黒人だと勘違いし、渡してしまった訳だ。
何というトンマな…。

しかし事は重大である。
ちょうど同室にはアメリカ人旅行者がいて、
彼に領事館へ持っていくよう言ってみると
コイツが典型的なアジア人蔑視型人間で
「そんならちょうど中国の人口が減っていいじゃん」
と相手にもならぬ。
して、そのナイジェリア人は
「こういうのはうちの国で申し出れば賞金がもらえるんだ。
だから国へ持って帰る」と言う。
密告制度のことだろう。
しかし全編中国語で書いてあるこの手紙を
果たしてナイジェリアでどうしようというのか??

中国人の皆さん、もし広州を中心に毒物混入事件が起こったなら
それはバカアメリカ人とアホナイジェリア人に
強く言えなかった私の責任です。
ゴメンナサイ。。。
 
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警戒水位

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月24日(金)22時27分15秒
  広州は連日土砂降り。
私の宿のある地域は低地にあって、川の水位が上がると真っ先に浸水する。
先日は上流でダムが大放水し、
1階ドミトリーの住人は4階のトリプルへ移動になった。
ラッキー。

広州は河口に位置するので、濁流押し寄せ、家が流され…
という洪水ではなく、じわじわと水位が上がり、いつしか水浸しになって、
そしていつしか水が引いている、といった感じの洪水なので
街中は比較的のんびりしている。
腰まで水に浸かって記念撮影する若者とか、
サドルのすぐ下まで水に浸かりながらも自転車こいでるオバさんとか、
釣り糸たれているジイさんとか。

中国4千年の歴史の雄大さを感じてしまった。
 

食は広州にあり

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月24日(金)22時19分13秒
  (このコラムは毎度おなじみの白人悪口コラムですので、
白人の方、および白人フリークの方は読むのをご遠慮ください)

身分不相応の中国大酒店から、身分相応のユースホステルに移った初日のこと。
入ったドミトリー8人部屋には私以外全員白人(アメリカ人多し)。
話の流れで皆と一緒に夕飯を食いに行くことになってしまった
(本当はいやだったが我輩の辞書にNOの文字はないので)。

どうせスパゲティーでも食いに行くのだろうと思ったら、意外にも中華へ。
でもそこは英語メニューのあるような外人向けの店なので
ローカル店の3倍ぐらいの値段。
高いなー、とは思ったが人数がいるのでいろいろな料理が食べられるから
まあいいか、と納得し、他の人が何を選ぶか聞いてみた。
するとなんということか!
皆ソバとか粥とかを注文するではないか!
まあこの点に関しては、白人が料理をシェアするするという事が嫌いであり、
2人の白人がそれぞれ大盛りのチャーハンを一皿ずつ頼んで食ってる、
しかも食いきれずに残す、という真に滑稽な姿をよく見ていたので
納得できないでもなかったが、
さらに驚かされたのは皆「肉抜き」を頼んでいたことだった。
どうやら「SARS」を恐れてのことらしいのだが
「食は広州にあり」といわれるこの地で、
何も病人食のような菜っ葉だけの浮いたソバなんか食わなくても…

以上のことは超健康志向の彼らの性格を考慮し、2億4千万歩譲って納得してやろう。
それにしてもこんな少量の飯で彼らは満足できるのだろうか??
疑問は部屋に戻ってから解けた。
満たされぬ腹をポテトチップスとコーラで満たしていたのだった。

私は包子(肉まん)を食べるために一人夜の街に出た。
肉汁滴るそれをかじりながら思った。
「丈夫な子に育ちやがれ!!」
 

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