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反日デモ

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月21日(火)19時12分53秒
  数ヶ月前から新聞紙上をにぎわしている中国各地で起こった反日デモ。
かなり長引く状況に、行く前は相当ビビっていて、
しばらく延期するか…とも考えたのだが結局来てしまった。

ここ広州も激しいデモのあった都市の一つ。
街に出て食事や買い物をするとき
中国語を駆使し、日本人と悟られぬよう試みるが…。
一秒で外人とばれてしまう。

「アンタどこの国の人?」
「に、日本なんだけど…」
「なんだあ、ヤップン(広東語で日本のこと)だったのかあ!
 ようこそようこそ!日本大好き!一度行ってみたいなあ!」

あ、あれ??
日本に対する激しい抗議デモはいったい??
大使館や日系企業への投石は??

そういうことがあったのは事実。
でもそうでない方が大部分。
今年のGWは一万人以上が中国旅行をキャンセルしたとか。
SARSの時もそうだったが、日本人は報道に過剰に反応しすぎのような気が…
まあこれはオイルショックのトイレットペーパー以来の日本人の特性なのかも。
 


禁臭席つくれ

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月21日(火)19時05分55秒
  その中国大酒店での朝。
朝食ビュッフェ、すがすがしい朝を満喫しようと、窓側の禁煙席に座り
納豆ご飯などをいただいていた。
そこへどやどやと白人おばさんの一団が来て私の周りに座った
(AirFranceのクルーだった)。
すると辺り一帯からシャネルの5番と6番と7番と8番と9番と
10番と11番を混ぜたようなすさまじい香水臭がたちこめ、
納豆臭をもかき消す、まるで芳香剤の充満したトイレの中で
メシ食っているような状態になってしまった。

今日も一日頑張るぞっと。
 
お得なプロバイダーとくとくBB

星星星星星

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月21日(火)19時00分57秒
  広州で働いている知り合いの方に、前もって向かうことを伝えておくと、
「豪華ホテルに泊まらせてやるぞ!ドーンと来い!」
とおっしゃるので、ドーンと向かった。
予約されたのは広州一といわれるマリオット系の中国大酒店。
「大酒店」と聞いたときからイヤーな予感はしていたのだが、
現実はそれを上回っていた。

広州到着。
ホテルを探し、一般道からロビーへ向かう進入路に入ったとたん、
サッと警備員が道をふさぎ、
「ここはお前のような貧乏人が来るところじゃねーんだ!すぐさまうせろ!」
「私は客で、もう予約も済んでいます」
といくら言っても
「とにかく出て行け!すぐ消えろ!!」

何とかそこは切り抜けロビー前まで来たが、
再び3人の警備員がダッシュで駆け寄ってきて
「何だテメーは!さっさと出て行け!今すぐ出て行け!!」
と猛烈な勢いで怒鳴り散らす。
いくら説明してもまったく聞く耳もたず。
取り付く島もない、とはこういう状態のことを言うのだろう。
玄関前でモメているのを見た英語のできる人が来て、
日本旅券をちらつかせてようやくのこと納得してもらえたのだが…。

資本主義っていやですね。
マルクス万歳。
 
お得なプロバイダーとくとくBB

香港に来ました

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月14日(火)13時31分52秒
  シンガポールから香港に飛んできました。
今回は50kgの預け荷物、何の文句も言われず一発フリーでした。
グレイトキャセイパシフィック!

ここは3年前、旅をスタートさせた出発の地。
振り出しに戻ってきたわけです。
ここで中国の1年ビザを取りました。
過去2回のチベット、いずれもビザ期限に追われ
逃げるようにネパールへ下りていたので今回はゆっくりと移動できそうです。
まずは西へ、雲南を目指します。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

さらばシンガポール

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月14日(火)13時28分31秒
  シンガポール在住の皆さん、
及びシンガポールフリークの皆さんには申し訳ないですが、
シンガポールははっきり言ってつまらない。
空港を出て「いやー、外国にやって来たなあ!」という感激の度合いを
例えばインド・エジプト辺りを100、日本を0(自国なので)とすると、
シンガポールは「2」程度だろう。
街並み(日系デパート多し)、人々の顔つき(中国系多し)、
交通(日本車多し)…。
私の場合、旅の途中、しかもインドからの渡航だったので
それまでとあまりに違う世界にそれなりに驚きもしたが、
日本からここだけのためにやってきた人は果たしてどう感じるのだろうか?

そんな訳でまあ特に感想もなくこの国を去ることになるだろうな、
と思っていた最終日の地下鉄で。
私の横にインド人の少女が座っていた。
ある駅で中国人のおばあちゃんが乗ってきた。
するとすかさずインド人少女はその中国ばあちゃんに席を譲った。
降りる時おばあちゃんはその少女に何度も「謝謝」と言っていた。
彼らの元々の国(インドと中国)ではまずお目にかかることのできない光景である。
さすが文化もマナーも先進国シンガポール、
ちょっと心が温かくなったような気がした。
 
ケータイで撮った動画を掲示板に投稿

J・A・P!

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月14日(火)13時20分24秒
  シンガポールでは観光らしきことはせず、
特に目的も決めずブラブラ歩いているだけで
何かしら無料イベントとかやっていてそれなりに楽しめた。
だが一ヶ所だけ自ら望んで行った所がある。
それは太平洋戦争当時の日本軍の作った俘虜収容所跡地に建てられた博物館。
小さな建物だが、中には日本兵の行った捕虜への残虐な行為を数々の写真
(さらし首とか銃殺とか)で示してありブルーな気分になる。
しかし以前韓国の同様の博物館でもかなりブルーになったが、
ブルー度はいまいちである。
どうしてかな?
少し考えてわかった。
あれは「韓国に建てられた韓国人による韓国人のための博物館」だった。
しかしここは「シンガポールに建てられた英国人による英国人のための博物館」
であり、多数の被害者を出したはずの地元中国人やマレー人、
インド人は無視されていた。

展示物の中に日本軍を風刺した漫画があるのだが、
ビックリしたのはその説明文で
「路面電車の出口から小便をする"JAP"」とか
「夜な夜なジキジキハウスで楽しむ"JAP"」とか
「戦争初期は太っていたが末期はガリガリになった"JAP"」とか
とにかく『JAP』のオンパレードなのだ。
いくら日本軍の悪行の博物館とはいえ、
公共のこの場で「JAP」連発はあまりに酷いのでは…。
日本で政治家がたとえ弾みでも「バカチョンカメラ」とでも言おうものなら
テポドンが200発ぐらい飛んできそうなものだが…。
日本大使館は抗議できないのかな?

戦勝国の優越感+敗戦国の引け目+日本独特の遠慮。
おそらく永久にこのままだろう。
入り口に掲げられたスローガン。
「忘れてはならぬ。ジャップの行為を。」
 

幅5mmの攻防

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月 7日(火)15時58分31秒
  9年5ヶ月前に作ったパスポートの期限が迫ってきた。
このあと中国の1年ビザを取りたいと思っているので、
ここシンガポールで更新の手続きをしなくてはならない。
日本大使館のパスポート窓口で順番を待つ。
ハンコの並んだパスポートをペラペラやりながら
9年5ヶ月前の東京有楽町のパスポート発行センターでの
出来事を思い出していた。

長い行列待ちの後、やっと順番が来て必要書類と写真を差し出した。
すると窓口の男は写真に定規を当てて冷たく言った。
「頭の上の空白が4mmしかなく『1mm』足りませんね。
 駅前で撮り直してきてください。」
ウブだったオレは体制に反抗する、というすべを知らず、
なぜ1mmくらい…と思いながらも言われるままに写真を撮り直していた。
しかしその反抗の思いは表情に現れていた。
今自分で見ても「これは本当に自分か?!」と疑うような
ムッとした顔で写っているのだ。
おかげで時々各国の入国の際、本物と写真の顔をかなり比べられる。

話は現在のシンガポールに戻る。
あの時と同様、手には必要書類と写真。
その写真はちょっと前にバングラデシュの写真館で撮ったものだったが
どう見ても頭の上の空白が3mmくらいしかない。
順番が来てオレはそれを差し出した。
係の女はやっぱり写真に定規を当てシブイ顔をして言った。
「ちょっと上の空白が…」

だがオレはもうあの時のようにウブではない。
都合30カ国以上、10年のうち4年間は海外にいて、
幾多の困難をくぐり抜けてきた旅のプロだ、猛者だ、
達人だ、つわものだ、やり手だ、巧者だ、老師だ、
先生だ、ティーチャーだ、マスターだ、導師だ、グルだ。

オレはニコヤカな笑顔で言った。
「そんな固いこと言わないで下さいよ」
女は「ちょっとお持ちください」と言って奥へ入っていった。
上司に相談しているのだろうか。
そして戻って来た彼女もニコヤカに言った。
「これでも大丈夫です」

旅は人を一回りも二回りも大きくさせるものだ。
 

マーライオン

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月 7日(火)15時40分37秒
  旅人の間で語られる話の中に「世界3大ガッカリ」というのがある。
これは、有名なのでわざわざ見に行ってみたが、
あまりの小ささにガッカリさせられるもの、のこと。
その一つがシンガポールのマーライオン。
見に行ってみたが、「小さい小さい」と言われ続けて
どんなに小さいものか期待してしまったため
それなりに大きくて逆の逆にガッカリさせられてしまった。

ちなみに残り2つのガッカリはコペンハーゲンの人魚姫像と
どこぞやの小便小僧、というのが定説だが、
エジプトのスフィンクスとか
オーストラリアのオペラハウスという人もいる。
 

タバコの吸いすぎは体に毒です

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月 7日(火)15時36分8秒
  シンガポールの物価は日本の半額程度で、香港並み、といった感じか。
税率のせいだろう、酒は日本と同じくらいの値段。
更に凄いのがタバコで、一箱700円もする。
凄いのは値段だけじゃなくて、各パッケージには
「タバコを吸うと肺が真っ黒になります」と書かれた肺の写真とか
「歯茎がヤニで真っ黒です」の口内写真とか
「母体がタバコを吸うと胎児が死にます」の赤ちゃんの写真とか
「肺ガンになるとメチャ苦しいです」の手術中の写真とか
「家族は大迷惑です」の吹かすパパと苦しがる妻と子供の写真とか。

かなりエグイ写真のオンパレードで、
パッケージコレクター及び人体写真コレクターにとっては
収集家魂をゆすぶられること間違いなし。
たとえ一箱700円でも買い揃えずにはおれないだろう。
シンガポール政府のタバコ政策アッパレなり。
 
お得なプロバイダーとくとくBB

ショッピングと私

 投稿者:みわっち  投稿日:2005年 6月 7日(火)15時08分29秒
  シンガポールの街。
デパートにショッピングコンプレックス。
世界各国の味が楽しめるレストランの数々。
東京と全く変わらない。
いや、加えて中華街、アラブ街、インド街。
東京以上の密度でありとあらゆるものが揃っている。
日系デパートもある。
地下には巨大スーパー。
日本コーナーには醤油・味噌・お茶にお菓子。
何でもある。

でも。
店内をくまなく眺め歩き、たこ焼き・寿司・牛丼の並ぶ食堂街をやり過ごし、
結局何一つ買うことなく出てしまった。
別に何を欲しいとも食べたいとも感じなかったのだ。
その後中華屋台でそばをすすりながら、
自分では思いも寄らぬ自分自身の行動に自らが一番驚いていた。
長い旅の中にいたせいで頭のネジが一本抜けてしまったのではないか?
もう日本の生活には馴染むことが出来ないのではないか?
本気で心配になった。

だが。
そんなはずはないのだ。
だってついこの前までいたインドではカレー地獄の毎日に
とりあえず何でもいいから他の味付けのものが食べたい!と思い続けていたし、
お菓子屋に並ぶスパイシー味だらけのポテトチップを見ては
イカ姿フライ(5枚100円)や歌舞伎揚げの味を思い出し、
口内に唾液をためていたのだから。

しかし。
このように「そんなに言うならこれでどうだ!文句はねーだろ!!ドドーン!!!」
と並べ立てられてしまうと、目移りして、クラクラして、
もうそれだけでお腹いっぱい、勘弁してください、となってしまったようだ。

きっと。
西チベットのど真ん中にたこ焼き屋台がポツンと一軒あったなら、
側にテントを張り10連泊してたこ焼きを食べ続けたことだろう。
バングラデシュの片田舎に「寿がきや・バングラ片田舎店」があったなら
ビザを延長してでも毎日通って肉卵入りラーメンを食べ、
食後にはクリームぜんざいを注文することだろう。
(名古屋の人しか分からんネタでスマン)

手の届くところにないからそれが買いたくなる。
購買欲とはそういうものなのかも。
 
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