teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


スレッド一覧

他のスレッドを探す  スレッド作成

新着順:109/4122 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

10月5日開催の「とまり木」情報

 投稿者:とまり木@阪南中央病院  投稿日:2018年10月12日(金)10時59分56秒
  通報 返信・引用
  阪南中央病院にて10月5日に開催された「とまり木」についてお伝えいたします。

≪佐藤先生より、脱ステ時の保湿についての講和≫

【脱ステ時に保湿をせざるをえない場合もある】
例1)脱ステ直後の紅皮症や浸出液が出てガタガタ震えるほどの寒気がある場合→保湿になるが布団に入り、体力の回復を優先させる。
例2)ビランがあり風が吹いても痛い場合→皮膚が乾くまでは、ガーゼを巻き湿らせて、瘡蓋ができるのを待つ。(ウエットドレッシング)
例3)手の平や足裏のヒビ割れ→ワセリンを塗っても良い場合もある。

・湿疹なし、ビランなし、じゅくじゅくしていない場合→保湿はよくない。

【脱ステ成功の統計】
・脱ステのみ→50%の成功率(淀川キリスト病院、東京医科歯科大学の統計)
・脱ステと脱保湿を行った場合→ほぼ100%の成功率

☆自分のひとつひとつの皮膚の状態に当てはまるかを考えながら、佐藤先生著書の第1章を読むことが大切!!



≪Q&A≫

【脱ステのみと脱保湿を同時に行った場合では症状が変わるのか】
→統計はとっていないが、離脱症状にあまり変わりはないと思う。子供の場合は、痛みをやわらげるために保湿(ワセリンやガーゼ)が必要な場合もある。

【皮膚の亀裂が治るために必要な期間は】
→約1か月。運動量によって違う。

【入院日数について】
→平均45~50日。
 運動量、水分制限、メンタルによって経過が変わってくる。
精神的に落ち込みやすい人は長くかかる傾向がある。

【退院後の再発について】
→再発しない方法は見つかっていない。悪化したとしても焦らないこと。水分制限と共に、食事に含まれる水分量も考慮する必要がある。入院中にあまり水分を摂らず、少しの口渇に耐え得る習慣をつけることが大切。

【下半身の治りが遅いことについて】
→水分が下に降り、浮腫になるためと考えられる。

【アルコール摂取について】
→アルコールにより痒みが増すこともあるが、水分量の問題の方が大きい。
夜遅くに飲まない、度数が高いものを飲む、昼間に飲む、など上手な飲み方をすること。

【季節ごとの対策について】
夏に悪化→じとっとした汗は痒みが起こりやすいようなので、クーラーをかけ予防。
冬に悪化→お風呂に入らない、時間短縮で皮脂をとらないよう心掛ける。こたつ、暖房による乾燥対策として、加湿する。加湿器は40~50%ととする。

【感染症について】
→個人の免疫力によって違う。
抗生剤は通常1週間程度の服用だが、皮膚疾患の場合は長く服用することもある。

【アミロイド苔癬について】
→5%未満(30~40人に一人)
確実な治療法はない。掻かない、刺激を減らすことで改善する可能性あり。

【日光について】
→海水浴などでの突然の強い日焼けは皮膚ガン誘発の恐れがある為、好ましくない。
皮膚の表面を殺すので、特にアトピー患者は要注意。
表皮がビタミンDを作るため、くる病予防には良い。

【光線療法について】
→皮膚表面の細胞を殺すことになるが、痒みが減る場合もある。

以上。
大半の入院患者の方が参加いただき、有意義な情報交換の場となりました。
佐藤先生、お忙しい中、貴重な時間を作っていただきありがとうございました。
 
 
》記事一覧表示

新着順:109/4122 《前のページ | 次のページ》
/4122