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 投稿者:佐藤健二  投稿日:2021年 9月17日(金)21時54分54秒
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世界仰天ニュースへの皮膚科学会学会などの批判について思うこと

抗議文は間違った科学的説明で世間を惑わしたと言って批判していますが、ステロイドを止めれば悪化したこと、そして時間はかかったが非常にきれいになったことについては全く触れていません。元の病気は酒さ様皮膚炎で、これへの治療はガイドラインでも普通の皮膚科の教科書でもステロイドの中止と出ています。これらのことについてなぜ何も言わないのでしょうか。
 9/7の放送では、ステロイド外用で副腎からのステロイド産生が減り、ステロイド中止でステロイドがなくなったために酷い症状になったとの解説ですが、全身に大量に塗ると起こる現象です。これはガイドラインにも記述があります。しかし顔面程度への外用では起こりにくいことは事実です。放送での、現象の説明の誤りは確かに問題ですが、それよりも、外用中止で悪化したこととゆっくり待てば改善したという事実を無視することの方がもっと大きな問題と思います。科学は事実を説明することが使命で、事実を無視することは科学の基本を逸脱していると思います。批判文を出した各学会などはこの点をじっくり考える義務があるように思います。
 2017年にネズミでですが、皮膚でステロイドが作られることが証明されました。人間の皮膚でもステロイドホルモンを作る全ての酵素の存在が証明されています。このことが分かれば、皮膚に人工のステロイドを外用すればフィードバック機構で皮膚でのステロイド産生が抑制され、ステロイド外用を中止すればステロイド産生が間に合わず皮膚ではステロイド不足で炎症が起こることはごく普通に考えられることだと思います。このような説明をしておれば学会も批判はできなかったのではないかと思います。
 2021年1月にはイギリスで国立湿疹協会とイギリス皮膚科学会が、アトピー性皮膚炎で治りにくい症例についてはステロイド離脱も一つの治療であることを表明しました。日本の学会は遅れているように思います。

#世界仰天ニュース
#酒さ様皮膚炎
#脱ステロイド
 
 
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