teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]

スレッド一覧

他のスレッドを探す  スレッド作成


脱ステして7ヶ月経過

 投稿者:しゅん  投稿日:2018年12月 5日(水)23時38分40秒
返信・引用
  下記のところで脱ステの治る段階で痛みかゆみが強くやると書いてあるのですが、
私は見た目は良くなってきているのですが、
かゆみと痛みが強くなってきている気がします。
なので治る気配がないなと思ってしまうのですが、
治っていく段階で痛みとかゆみが強くなるのでしょうか。それを乗り越えたらかゆみは治まってくるのでしょうか。
 
 

11月28日開催のとまり木について

 投稿者:とまり木@阪南中央病院  投稿日:2018年12月 5日(水)20時05分15秒
返信・引用
  11月28日に開催されたとまり木についてお伝えします。

◆「脱ステの総論」について佐藤先生の講話◆

佐藤先生の著書「患者に学んだ成人型アトピー治療‐脱ステロイド‐脱保湿療法」の重要な点を解説していく。

【1】脱ステロイドとは
脱ステロイドとは、ステロイドをなくすということだが、基本的には2つの意味がある。

1つ目はステロイドの物質としての科学的な構造物が無くなることである。
皮膚に塗っていたものを塗らなくすれば、なくなっていくはず。最後には化学物質がなくなる。
2つ目は、生態機構の攪乱がなくなり、元の状態に戻っていくこと。

これらが、どれくらいの期間でなくなっていくのか。

1つ目の意味「化学物質」
ネズミを使った動物実験で、ネズミの皮膚にステロイドを塗り、塗った日を100%としたら、4日後には塗った濃度の10分の1にあたる10%になっていた。8日後には4日後の2倍なので1%になる。0.001%になるには、4日後の5倍である20日後ということになる。
つまり、塗ったステロイドは20日経てば、だいたい無くなる。
塗ったステロイドはおおよそ1か月無くなると思ったらいい。

2つ目の意味「生態機構の攪乱」
これについては全く分かっていない。
どんな攪乱があるかというと、ホルモンの影響がある。

・生理が止まる
・妊娠していないのに乳が出る
等である。

他には、尿を出さないようにするホルモンの値が異常に高くなっている人が多い。
だいたいの人は皮膚が良くなると戻るが、かなり高い値で残っている人もいる。
これがいつまで元に戻らないかは不明。(これを研究している人がいないため)


【2】脱ステロイドを行う心構え
脱ステロイドにあたってどんな心構えが必要か。
脱ステロイド治療とは、アトピー性皮膚炎の治療ではなく、ステロイドによる副作用の治療ということを理解するのは重要なことである。
大変つらい治療であり、特に開始直後がきつい。治っていく段階で、痛み、痒みが強くなる段階が出てくる。
こういう経緯が起こることを分かっていなければ、失敗する。
失敗しないためには医師のサポートは重要。

【3】脱ステロイドの継続
脱ステロイドは、日常生活をきっちりコントロールしていかないとできない。
例えば、早起き、運動、水分制限、食事、入浴の時間と温度調節等である。
よって、ずぼらに手を抜きながらは出来ないため、ずぼらな人は挫折しやすい。

【4】保湿について
脱ステロイドを行うにあたって、保湿が問題になるということをよく理解しなければならない。
ステロイド依存症の人は、同時に保湿依存症を併発している。世間一般では、アトピーは乾燥肌だから保湿をすべきと言われ、保湿のための商品もありふれているが、それを使うと大変なことになる。
世間で言われていることと真逆のことをしていかないといけないため、保湿に関する考えをしっかり理解しておかなければならない。

【5】食事について
【4】と同様。○○を摂ると良い、または悪いといったことを信用してはならない。
(サプリメント、L92等)様々な宣伝や情報を信用しないことが大事である。

【6】ステロイドをやめる方法
ステロイドをやめる方法は2つある。
1つ目は突然やめる方法、2つ目はゆっくり徐々にやめる方法である。

ただ、その前にまず保湿剤を塗っているかいないかを先に考える。これは保湿依存の問題があるからだ。ステロイドと保湿、両方を塗っている人の場合は、まずその保湿を断つ必要がある。
保湿剤をやめると、ステロイドだけを塗っている状態になるが、実はステロイドを塗ることも保湿になっている。
しかし、少しでも余計な保湿を取り除くために、まず保湿剤をやめる。
その上で、ステロイドを突然やめるか、ゆっくりやめるか選択する。

1つ目の突然やめる方法については、上記で述べた保湿依存の問題があるので、ステロイドをやめるなら保湿剤も同時にやめ、できるだけ保湿をしない方向にもっていく。

2つ目の徐々にゆっくりやめていく方法にどんな概念があるかというと、

1.毎日塗っていたら1日おきにする等頻度を減らす。
2.全身に塗っていたなら、体の半分にする等、塗る面積を減らす。
3.湿疹に対し、塗る量を減らす。単位面積あたりの量を減らすということである。
 例えば、体幹前面あたり10g→5gに減らす等である。

この2つのやめ方が、全ての人に適応できるわけではない。ステロイドをやめるとかなり痛くなるので、子供に関しては保湿をしてあげないとうまくいかない場合もある。相手を見ながら対応していく。

【7】脱ステロイドの成功率について
脱ステロイドの成功率がどのくらいあるかということだが、脱ステの論文を書いていた当時、既に脱ステをやっていた病院がいくつかあった。そのデータを見ると、脱ステロイドだけでの成功率は50%程度であった。
私がステロイドだけでなく、保湿もやめることを強調している理由は、脱保湿も行うと急激に成功率が上がり、大方100%となったから。それくらい保湿が重要な問題ということを示している。

非常に重症な人でも、2か月程あれば仕事に戻れるくらいになって退院する。
ポイントは、脱ステロイドだけでなく、脱保湿をしなければならないことである。

【8】ステロイドの副作用の悪化か、もともとのアトピーの悪化かを見分ける方法
一旦良くなってきたが再度悪化した場合、それはもともと自分が持っていたアトピーの悪化なのか、ステロイドの副作用なのかを区別するには、自分の湿疹が起こり始めた時のことを考えるようにする。
おそらく、普通はもともと持っていたアトピー性皮膚炎の好発部位(肘、膝、手首などに出る人が多い)に出る。この場合はアトピーが直接関係しているだろう。

ところが、以前よりも湿疹が起こりやすいということであれば、ステロイドの影響があって、抵抗力が弱いから悪化していることになる。
例えば、風邪をひいた時、好発部位だけが悪くなっていたら、アトピーだけが悪くなった、と考えられる。

脱ステしているとき、通常は全体的によくなっていき、後から好発部位が悪くなって出てくる。
しかし、これとは違って、好発部位が後から悪くならない人、こういった人の湿疹は副作用によって起こった悪化だけであろう。ステロイドを塗っている間に、もともとのアトピーは治っていて、薬をやめたら好発部位以外が一気に悪くなった。つまりそれは、アトピー性皮膚炎のみに対する治療ではなくて、副作用を抑えるために一生懸命ステロイドを塗っていたと考えられる。

よって、好発部位のみだと、アトピーが悪化した、好発部位とそれ以外だと、アトピーに加え、ステロイドの副作用も問題になってくる。そこを区別するとわかりやすい。


◆患者からの質問◆

・人によって、痒みの強さに違いはあるのか。
→痒みは自覚症状の問題。個人の感覚であるため、比べることはできない。
 私の痒みの感覚としては3種類ある。
 1.ピンポイント
 2.特定の面積
 3.どこが痒いか分からないが、触っているうちにどこか分かってくる痒み
他の人がどうかは知らないが、一度検討してみてほしい。


・脱ステの時の痒みと、元々のアトピーの痒みの違いはあるのか。
→病気の状態がどうかによって痒みの強さが違ってくるだけで、先程の部位の違いとは関係ない


・目から滲出液が出ている感覚があるが、これは目やに、滲出液のどちらなのか。
→目やには濁ったものが目頭に溜まるもの。滲出液だったら、濁ってはいないはず。それは眼球から出ているのか、皮膚から出ているか、よく観察することが大事。


・症状として目から滲出液が出ることはあるのか。
→瞼をひっくり返したら粘膜があるが、そこから滲出液が出ることはある。


・目が痒い時はどうすればいいか。
→まず痒み止めの目薬を使用してそこから経過を見る。内服の痒み止めは目にはよく効く。痒いからと言って目を叩くと、白内障や網膜剥離になるので叩いてはいけない。


・アトピーや脱ステの症状は粘膜には出ないのか
→アトピーの痒みと、粘膜の痒みは別の病気。
鼻の中には粘膜の弱い部分があるため、鼻を強くかむと粘膜が多少痛むので出血が起こることがある。


・脱ステをした人がいるが、経験者の自分達がアドバイスするより、入院などで先生に診てもらった方がいいか。
また、入院するにあたって、空きやすい時期はあるか。
→はい、より安全でしょう。空きやすい時期はわからない。


・入院前、脱ステと脱保湿は別々に始める人が多いか。
→入院したら、同時にやめてもらう。脱ステはしていたが、保湿をやめると急激に悪くなり入院してくる人はたくさんいる。


・首にコリコリしたしこりが最近増えた
→リンパ節でしょう。湿疹がよくなれば小さくなると思う。


・運動時、汗は出した方がいいのか。またその汗が保湿になる事はないのか。
(温かい服装をすると、保湿になるから薄着がいいのか。でも寒いと汗はでにくくなるし、結局乾燥させた方がいいのか。)
→アトピーの人は、汗が出にくいことが多いので、g汗を出しやすくするために運動をすることは良いことである。汗が保湿になる点は、服を着ている段階で元々保湿になっているので、汗が出たからといって気にすることはない。


・アミロイド苔癬ができやすい体質はあるのか。
→何か体質があると思うが、わからない。


・汗をかくことがいいのはわかっているが、汗の刺激で痒くなる。また、汗がしみて痛い。
→かく程度がどれくらいにもよるけど、汗が痒くてかいてしまっても、運動する方が早く良くなるように思う。
 運動の汗と、夏の暑さでかくじとーっとした汗は別物らしい。


・寒くなってきたので、シャワーの温度を上げてしまう。適温は何度か。
→温度を上げたら、皮脂が取れやすくなることを頭に置いたうえで、自分で考えて温度設定するしかない。


・休職して入院しているのだが、休職申請する時、脱ステが理解されにくく、認めてもらいづらかった。悩んでいる人が沢山いるのに、公にはならないのか。

→患者や経験者が一生懸命発信していかないと変わらない。


以上。質問もたくさん出て、有意義な時間となりました。
先生方、貴重なお時間を有難うございました。
 

修行中さま

 投稿者:佐藤健二  投稿日:2018年12月 4日(火)23時43分27秒
返信・引用
  乾燥してきていることは良くなってきているのではないでしょうか。  

脱ステ脱保湿における首の経過

 投稿者:修行中  投稿日:2018年12月 3日(月)16時10分25秒
返信・引用
  先週診察していただいた者です。
首はヘルペスになっているということから抗生物質をもらい飲んで良くなっていました。しかし、昨晩、就寝中に強い痒みに襲われ、掻き壊し、首全体は傷と滲出液の状態です。それでも以前と比べ皮膚はガザカザが少しさらさらした肌触りになっており、滲出液もさらさらしてきてます。これは経過として改善されている症状なのでしょうか?
 

2018アトピーガイドライン批判

 投稿者:佐藤健二  投稿日:2018年11月26日(月)23時39分41秒
返信・引用
  皆様

2018年版アトピーガイドラインが出ました。特に気になる所について調べてみました。ご一読ください

佐藤健二

 2018年11月26日に日本皮膚科学会雑誌12月号が届いた。その中には日本皮膚科学会ガイドラインとして「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」が掲載されている。これは「アトピー性皮膚炎の患者の診療に関わるすべての医師、医療従事者を対象」としている。これの全般的評価は後日に行うとして、当面私の関心のあった点について見てみた。全体を見ていないので見逃して評価が誤っているかもしれない事を断っておく。間違いが分かれば後日訂正したい。

 私の関心があったのは次の3点である。1.我々が2016年に発表した6カ月間ステロイドを使わない治療の成績をどう扱ったか、2.脱ステロイド治療がどういう扱いを受けているか、3.ステロイドとプロトピックの治療が有効で安全であるというガイドラインの評価にエビデンスがついたかどうか、である。

 1.については次のこのことが分かった。「はじめに」の中に「国内外で発表されたアトピー性皮膚炎に関する新しい知見を加えて作成された」ことと「現時点における日本国内のアトピー性皮膚炎の治療方針における目安や治療の目標など診療の道しるべを示す」事が述べられ、注として「原則として2015年12月末まで」と記されている。我々の論文は2016年に発表されている。だからこの論文を対象として議論することはないことを暗に示している。

 ではどの程度原則として2016年以降の論文が省かれているかを調べた。主文が入っている第1章の引用論文は227編である。不明を除いても2016年以降の論文は19編ある。8.4%、約1割である。最も新しいのは2018年の論文である。この事は明らかにガイドライン作成者にとって都合のよい論文を2016年以降から取っていることを示している。すなわち、我々の論文を拡めさせたくないことを意味している。有効で安全であるという薬物治療を勧める医師が、薬物を使わない治療と比較することが怖くて論文を引用することができないのである。なんと情けないことか。

 2.「3.3薬物療法」「(1)抗炎症外用薬」「1)ステロイド外用薬」「d)ステロイドに対する不安への対処、不適切治療への対処」の中に次のようの述べられている。「ステロイド外用薬に対する誤解(ステロイド内服薬との混同、およびアトピー性皮膚炎そのものの悪化とステロイド外用薬の副作用との混同が多い)から、ステロイド外用薬への必要以上の恐怖感、忌避が生じ、アドヒアランスの低下によって期待した治療効果が得られない例がしばしばみられる。また不適切な使用により、効果を実感できない事でステロイド外用薬に対する不信感を抱くこともある。その誤解を解くためには十分な診察時間をかけて説明し指導することが必要である。」と。ステロイドが効かないのは患者の治療態度が悪いからという論法である。未だに世界中で困っている多くのステロイド依存性患者の言うことを信頼できない医師の発想である。多くの科の医師がステロイド依存状態から脱ステロイドで回復してきている現実があるのである。同じようにステロイドを使っていても効かなくなってきた、という患者の絞り出すような訴えをもういい加減認めてはどうなのであろうか。

 3.「3.3薬物療法」「(1)抗炎症外用薬」に引用文献は一つ示されている。2000年印刷の論文である。そして文章は次のとおりである。「ステロイド外用薬の有効性と安全性は多くの臨床研究で検討されている。」2016年版のガイドラインには次のように出ており、引用文献は無い。「現時点において、アトピー性皮膚炎の炎症を十分に鎮静するための薬剤で、有効性と安全性が科学的に十分に検討されている薬剤は、ステロイド外用薬とタクロリムス軟膏である。」要するに、有効性と安全性は検討中だということである。有効性と安全性がまだ分かっていないものが「標準治療」として大手を振って歩いているのである。恐ろしいことである。2017年に皮膚において皮膚だけでステロイドが作られることが証明された。ステロイド外用を皮膚で行えば、当然ステロイド外用に抑制がかかる可能性が考えられる。この事については何も語られていない。

 以上を見てみるとやはり安心のできるガイドラインでないことは明白である。患者に説明・説得することよりも、まずは患者の訴えを真摯に聞くことから始めるべきである。
 

海外在住様

 投稿者:佐藤健二  投稿日:2018年11月25日(日)20時26分0秒
返信・引用
  少し冷たい反応になりますがお許しください。
皮膚の状態を見ていませんので、今何をすることが良いかの判断はできません。
保湿を減らす方法はどんなものがあるかについては本を読んだり自分で考えたりしてください。
受診まではあなたが良いと思う方法をご自分で考えて実施してください。そして、その結果、痒みがどうなったか、皮膚がどうなったか、を記録して、受診日に教えてください。
今後、外国に戻られたら、何かが起こっても直ぐに日本の病院を受診できるわけではないでしょうから、自分で考えて、自分で評価することができなければ困ったことが起こるでしょう。自分で考える癖をつけ記録をつける習慣をつけてください。
 

5歳の娘

 投稿者:海外在住  投稿日:2018年11月25日(日)16時51分5秒
返信・引用
  佐藤先生

以前、相談した者です。
来週にでも日本に帰国し、診察に伺います。

そこまでの間ですが、保湿について迷っています。
保湿をしても逆に痒がったり(顔)、数時間でガビガビになってしまうこともあり、保湿を続けるべきか、もう全く保湿をしないで行くべきか判断ができません。お腹や背中は逆に保湿をすると少し痒みが治るようです。
子供は保湿を少しづつ減らしたほうが良いとアドバイスいただけておりましたが、どのようにすれば宜しいでしょうか。
 

(無題)

 投稿者:伊藤  投稿日:2018年11月24日(土)10時13分51秒
返信・引用
  佐藤健二さんへのお返事です。

看護婦さん方もそうですし、毎日先生に診てもらって笑顔で声をかけてもらえる安心感が大きかったように思います。
ありがとうございました。
 

伊藤様

 投稿者:佐藤健二  投稿日:2018年11月23日(金)22時37分51秒
返信・引用
  良くなられて嬉しいです。
看護婦さんが良くやってくださっていると思います。
 

佐藤健二先生へのお礼です。

 投稿者:伊藤  投稿日:2018年11月23日(金)21時32分41秒
返信・引用
  こんばんは。千葉在住の為、お礼に伺えずこちらから失礼致します。
今年7月から8月にかけて阪南病院に入院させていただいた、5歳男児の母です。
入院中は皆さんとても良くしてくださり、ありのままを受け入れてもらえる環境で子どもものびのびと過ごすことができました。
退院後、悪化の不安などもありましたが先生に教えていただいたことを息子もちゃんと守り続けています。退院1ヶ月を過ぎた頃から目に見えて良くなってきており、今は夜もだいぶ眠れるようになりました。
脱ステを始めてからは、治ると信じてはいても酷くなる一方で先が見えずとても辛い日々でした。ですが、今は毎日元気に笑顔で過ごす息子を見ることができ幸せに思います。
息子共々、ここまで頑張れたのは佐藤先生、阪南病院の方々のお陰だと思っています。
先生、本当にありがとうございました。
 

レンタル掲示板
/413